作庭例紹介します。
建築業者さんの請け負ったお庭の外周フェンス工事に伴い、工事に支障のある既存の植木を撤去したところ、いっそお庭も新しくということになり、作庭しました。
見栄えと管理のしやすさを持ったデザインに重点を置いたのですが、管理をしやすくする構造として、植栽スペースと通路をはっきりと区切り、植栽スペース以外には防草対策をしっかりと施すこと、あまり大きな植栽スペースを設けない事などが重要と考えています。
その上での見栄えという点では、統一感があり、シンプルなデザインであること。個性を出す技術としては、植栽スペースの縁にはレンガなど加工品では無く、味のある自然石を使用し、大小、向きなどに動きを出し、単調にならないように施工しました。
植栽は時期ごとに咲く、トサミズキ、芝桜、サツキ、ヤマボウシ、既存のツバキなどで四季を楽しんで頂けます。
他、飼っておられた愛犬の骨壷が埋めてあったのですが、お墓が無かったので、作ってみました。
来年以降の開花が楽しみです。